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2014年10月30日木曜日

SONYの本気ミラーレス一眼α7s。

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α7sことILCE-7SはSONYから2014年6月20日に発売されたαEマウントのフルサイズミラーレス一眼。フルサイズながら有効画素数1220万と抑えた画素数で高感度への強さを確保。


常用感度ISO100-102400、拡張感度を用いれば最高ISO409600で撮影を行えます。フィルム時代にはISO1600で超高感度と言われていたらしいのですが、それを考えるとISO409600というのは1600×2^8ですから8段以上シャッタースピードを稼げる計算。

光が入らない暗闇の箱の中でも感度を上げると背面液晶やEVFで箱の中のモノが見えるようになるという体験が出来る装置が一部家電量販店に販促として設置してあるのですが、これが凄かった。 肉眼では見えないものがはっきりと見えるのです。

高感度での画質、耐性だけならばNikonのD4SやCanonのEOS-1Dも素晴らしいものを持っていると思うのですがそれらは各社のフルサイズフラグシップ機なのでボディだけで50万以上する代物。それをおよそ20万円で出来るのは本当にすごい。

またミラーレス一眼なので、前述のフルサイズフラグシップに比べると軽量コンパクト、かつ電子シャッターも使えるので静かに撮影も可能。EVFなのでOVFと異なり暗闇でもはっきりと被写体が視認が出来る。自分はメカシャッター音やOVFが好きなので、一眼レフが好きなのですが、α7sに関してはミラーレス一眼に対してSONYが出した正解の一つではないかと感じます。

カメラの性能については既に所有しているユーザーや公式販促ムービー「Sony α7Sの超高感度が海中の世界に挑む」 で紹介されているので、所持していない自分が語れることはあまりないのですが、感度毎のテスト撮影画像などを見ると個人的にはISO12800ぐらいまでなら気にならないレベルの画質で画像を出力しています。Webなどで使用する際に縮小するならさらに高い感度でも気にならない印象です。

これだけ高感度に強ければ画質を犠牲にせずとも室内でシャッタースピードを稼ぐことも可能ですし、夜間のスナップに関しては最適なカメラではないかと思います。

αEマウントのフルサイズ対応レンズは現在

ズームレンズが5本。
・Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z
・Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z
・FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870
・FE PZ 28-135mm F4 G OSS SELP28135G
・FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G

単焦点レンズが4本
・Loxia 2/50
・Loxia 2/35
・Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
・Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z

の計9本なのでレンズのラインナップが少ないことが難点かなと感じますが、SONYはαEマウントのレンズの開発に関して意欲的で2015年には多くのFEレンズが発売されることが確定しています。あとツァイスレンズが多いのでレンズが高いのも難点…(´・ω・`)

一眼レフ、ミラーレス一眼)を購入するということはシステムを導入するということです。型落ちなどのレンズキットがお手軽価格で販売されているならレンズ一体型カメラとして購入するという手もありですが、20万+レンズ代でスタートすることを考えると初動30万円弱…。とても衝動的に手をだせる価格ではありませんが個人的には今一番欲しいボディです。

α7sの後継機にはおそらくα7Ⅱに搭載された5軸ボディ内手ブレ補正も搭載されるのではと思うのでその頃までにNikonから好みのボディが発売されていなかったらα7sの後継機を買ってしまうかも…。仮にNikonから一眼レフで高感度に強いボディ(今のDfのような)が発売されてもミラーレスには必ずしも搭載されるわけではありませんが静音撮影というメリットもあるので猫撮りなんかにはミラーレス一眼も悪くないんですよね…。

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